最近見た動画で「イタリア人の目の前でパスタを折って調理する」というのがあった。イタリア人にとってパスタを折る、というのが我慢ならない、というもので、折って調理して彼らが激怒する様子を面白がるというもの。彼らの目の前でパスタを折ると本当に怒るのかは定かではないが、彼らの気持ちはなんとなくわかる気がする。以前、アメリカ人と一緒に食事した際、白ご飯に醤油をぶっかけて食べていたのを見て「なんであんなことするのかなぁ」と思った。彼らにしてみればただの白米は味がしない、というのが理由らしい。私自身はパスタをわざわざ折って調理したことはないがイタリア人にしてみればあまり良い気分はしないだろうな、と思う。
3か月ぶりのあるでん亭
この動画を見て、しばらくパスタ専門店「あるでん亭」に行っていないことを思い出し早速昼食へ。最後は7月ごろだったので3か月ぶりだろう。いつもオーダーするのは「アンチョビとキノコ」もしくは「カルボナーラ」なので今回は思い切って(?)違うものをオーダーしてみた。
ペペロンチーノの豪華版「エスターテ」
目についたのが「エスターテ」。これ、昔からあったっけ?と思いつつもいつもと違ったものを食べたいのでこれで決まり。価格は1,780円とスペシャルに並ぶ値段。さらに大盛にしたので2,000円越え。パスタにしてはまあまあの値段になりますね。某イタリア系ファミレスならばパスタ4食分になろうか。具材はなす、ベーコン、しめじ、ニンニク、鷹の爪といわばペペロンチーノの具沢山という感じ。
エスターテの味付けは塩とオリーブオイル。このパスタ調理法そのものがエスターテと言うらしい。このシンプルな味付けと具材がアルデンテの麺ととても合っていておいしい。やっぱりこの店の品にはハズレは無いですね。いったいどうやったらこの味が出せるのだろう。それにいつも思うのだがこの麺の絶妙な「アルデンテ」はどうやって出すのだろう。パスタ麺そのものが違うのだろうけど、どうやっても家では出せない。
「あるでん亭」少々メニュー変更
メニューを見て気づいたのだが全般的に価格が上がっている? まあ、昨今の物価高からすると致し方ないか。さらにランチメニューがなくなったような。あまりランチメニューを頼まないのでここはそれほど影響ないものの、なんだか寂しい。
ついでにホットコーヒーもオーダーして少し時間をつぶそうと思ったがこれもメニューからなくなっていた。なんで? アイスコーヒーはあるのに。メニューは変われど、ここに勝るパスタはなかなか見つからないのでやっぱりまた来るんだろうな。もちろん、あるでん亭のパスタは折られていません(笑)。
※「あるでん亭」以前の記事はこちら