スポーツ

初秋の山形 “蕎麦”と“まるごとマラソン”

 山形は東京から新幹線で3時間ほど。福島から先は在来線を使った「ミニ新幹線」で全席指定なんですね。
 山形を訪れたのはこれで3回目。初回はもう30年以上前。蔵王スキー場だった。その後、は仕事で1回。今回も仕事。今年の関東地方は10月に入っても暑い日が続いていたが、山形駅に降りるとさすが東北。空気がひんやりしていて時折、金木犀も香っていた。季節が半月ほど早い気がする。

昼前だったので昼食に、と入ったのが駅から3分ほど歩いたところにあるお蕎麦屋さん。その名も「おそばに」
よくばり定食を注文。ざっとみたところ、このお店の中では高額メニューだったが1,000円。良心的
そばはやや太め。コシがあって香りもいい

天童市にて

 この日の宿泊地は天童市。天童市は山形市から北に13㎞ほどのところに位置している。夕食はどこにしようかとGoogleマップを眺めていたら駅から1㎞ほどのところにある「水車生そば」というお蕎麦屋さんを発見。昼も蕎麦だったがこのお店の名物は鳥中華そば。この鳥中華そばは元々まかない料理だったようだがお店メニューに加えると名物になったとか。和蕎麦のお店なのに中華麺が名物、ということで行ってみることにした。

趣ある店構え
店内には店の系譜図が
せっかくなのでビールも注文
これが鳥中華そば。やや太めの麺に和風だしが効いている。いわゆる中華そばと違って和の雰囲気。普通でこのサイズ感。本当はそばも食べたかった…

からの…「山形まるごとマラソン」

 山形市の中心部で行われる「山形まるごとマラソン」。ハーフがメイン種目でほかに3㎞と5㎞の部門がある。大会名に「まるごと」が加えられているのは大会を通じて山形の自然、歴史、文化などをまるごと味わえるという思いが込められている。その名の通り、コースは市内の中心部を走る。市街地コースはほとんどアップダウンが無い。スタートは山形駅から4㎞ほど北上した山形総合スポーツセンター。ここから町の中心部に向かって南下する。中盤12㎞まではほぼ市街地。それ以降は馬見ヶ崎川沿いがコースとなっている。川沿いのコースは折り返しの14㎞あたりまでは上り、あとはフィニッシュまでほぼ下りのコース。ハーフなのである程度の練習をすれば楽なコースと言える。
山形まるごとマラソン

名物 芋煮の大鍋

 この大会は陸連公認コースになっていないのだが、いい意味で緩い雰囲気があり、例えばコースには私設エイドがたくさん並んでいる。大会側もこれを規制せず、むしろこれを推奨している気配すら感じる。フィニッシュ後には名物芋煮が振舞われる。この大会、もっと人気が出ても良いような気がする。

大会後に脚がヘロヘロになってしまうフルマラソンと違って、ハーフは完走後も体力に余裕をもって観光ができるという点が良い。写真は駅に近い展望台から見た蔵王方面

 

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なんべぇ
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