思いつき話

投資超ド初心者がナゾだった「オルカン」 オールカントリーの略語だったことを知る

 いやー、知らなかった。オルカンという言葉が巷に出回っていること。きっかけはあるYouTubeチャンネルでしたが、そこで初めてオルカンという言葉を聞いた。

オルカンとは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を略した言葉なのですね。そんなの略さないでよ。何の話か分からないし。

オルカンはそれ自身が全世界の主要銘柄に投資できるという画期的な商品。その投資先として「素晴らしい投資信託だ」という話がある一方で「いやいや、そんなものに投資しているようではねぇ」という意見対立があるらしい。

 私のような投資ド素人がこの話に断定的な意見をぶっこむつもりはないのですが、肯定派、否定派、いろいろ内容を吟味したうえで個人的な意見を言わせてもらえば「投資する、しないは個人の自由でどっちでもいいけど、少なくともこれから投資を始めたい人にとっては取っ付き易いものでは」というところですね。

 

一応、私自身、投資信託の中でもわかりやすいS&P500やオルカン、全米株式インデックスファンドなどを活用していますが、どれも投資商品としてはヤバいものではないし、投資について細かい知識も必要ない。きっかけがあれば誰でも始められるものなのであえて否定するものではないと思いますがね。強いて否定するものでもないと思うけど。

どうなのでしょう?

 私がこの投資信託なるものに興味を持ったのはコロナ禍によって周囲の状況が一変していったことがきっかけ。自分の仕事環境やお金に関する価値観もどんどん変わる中で、銀行預金だけでいいのかなぁ、と思っているところにこういった情報を得る機会があり、だったらやってみるかぁーという状況だった。

 でも投資ってちょっと怖いですよね。私も株とか投資なんて全く縁がないものだと思っていましたが、やってみると(たいしたことはやっていないけど)そんなに難しくないし、それ自体、何も怖がることないのだな、というのが現状ですね。

これから投資をやってみたい人へ

 私のこれまでの経験則と個人的な印象を含めて、これから投資をやってみたい人に記しておきます。

絶対に無理しない

まずは生活資金として最低でも半年、できれば1年分ぐらいの預金を持ちつつ、その余剰資金を投資に回すこと

基本はインデックスファンド

いろいろ商品があるので何が何だかわからない人も多いと思うけど、個別株を買うようなことはしない。まずは投資信託モノ、例えば前出のオルカンやS&P500などから始める。

ネット証券を選ぶ

実店舗型(窓口がある)証券会社ではなく、ネット証券がお勧め。投資の売買には手数料というものがかかるが、ネット証券は圧倒的に手数料が安い。ただ人によってはここが少々障害物と感じるかもしれない。投資を始める時にはいずれも投資口座の開設が必要になるのだが、ネット証券の場合、自分で口座を開設する必要がある。実際には証券会社のwebサイト指示の言いなりで、それに従って進めば手続きは完了する。ただ実店舗と違ってその都度、アドバイスをしてくれる人がいないのでこういう作業をやることが難儀やなぁーと感じる人はいるかもしれない。

まずは小額から

いきなり100万とかではなくまずは1万円あたりから。何なら千円、5千円でもいい。

積立NISA

初心者にはこのシステムが便利。文字通り、積立預金の感覚で始められる。最初に毎月の積立設定をやっておけば、あとはほったらかしでも大丈夫。慣れてきてもっと毎月の積立金額を増やしたい、という人はあとから変更することもできる。投資に対する数字や知識、資料の見方に慣れてきたら積み立てではなく別の方法に発展させてもいい。

あくまで自己責任で

どんなに信頼できる投資信託であっても経済状況、世界状況によって元本割れはあり得る。世界経済は、特に米国経済は20年30年という長い目で見ると確実に成長していると言えるけど、「絶対」ということはない。戦争、疫病などで株が暴落する、ということは今後もあり得る話(実際、コロナ禍で株は値下がりした)。あくまでも自己責任で投資を始める、ということが基本中の基本。

 投資の中でも特に投資信託は長く続けることが大切。日々株を売り買いする「デイトレード」と違って、投資信託は時間を味方に利益を得る方法なので途中で解約しては意味がない。例えば数か月先で株が変動して元本割れする事態が起こったとしても恐れずひるまず、己を信じて続けることが大切ですね。

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なんべぇ
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