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秋の信州で国宝松本城と桜肉のしゃぶしゃぶ

 東京近郊から長野県松本市に行くとなると「新幹線だね」と言われるが、実は違う。松本市は長野県でも南にあるので長野駅に出てしまうと在来線で南下することになる。例えば東京から松本市へ、という場合は多くは新宿あたりから「特急あずさ」に乗って2時間半といったところ。長野は広いですね。

駅に降り立つとさすが長野、と言う感じで空気がひんやりしている。周辺の街路樹の色づきも東京よりも1か月季節を先取りしている感がある

荘厳な松本城は国内5つの国宝城の一つ

 松本市で最も有名な見どころと言えば松本城。何しろ国宝。調べてみると天守閣が国宝に指定されているのは全国で松江城(島根)、姫路城(兵庫)、彦根城(滋賀)、犬山城(愛知)、それにこの松本城の5つだけ。最も長くこの城を収めたのは甲斐源氏の小笠原氏。天守閣の建造年は諸説あるそうだが概ね1500年代後半~1600年代前半といったところ。400年以上前ということになる。

国宝と言うだけあって松本城は荘厳な佇まい。黒壁が重々しく重厚なイメージ
天守閣を訪れたときは夕方。周辺では国内外の観光客でにぎわっていた

夕食は桜肉のしゃぶしゃぶ

 松本市のもう一つの名物としては馬肉がある。時折、居酒屋などで馬刺しや馬肉のユッケで食べる程度だが、松本市には馬肉の専門店があるほど。海なし県の長野では新鮮な魚介類の代わりのたんぱく源として、また農耕馬の有効活用として馬肉が食された歴史があるそうな。この日はおそらく市内でも有名と思われる馬肉の専門店「新三よし」で夕食。

お店の前から馬肉感がすごい
店内に入ると2階に上がる階段や天井まで馬…。店内はかなりにぎわっていた。おひとり様なので入れるのかなぁ~と思ったら通してくれた
セットメニューにしようかと思ったがさすがに一人では量が多そう。なのでしゃぶしゃぶを選択。それでも「しゃぶしゃぶは2名様ぐらいの量ですが大丈夫ですか」と聞かれた。まあ、しゃぶしゃぶですからね。野菜も多いだろうし、「大丈夫です!」
来たのがコレ。まあ、これなら普通に食べられそう
桜肉と言われるだけあって見事な赤身肉。見た目、脂身はほとんどない
薬味のネギと柚子胡椒を加えて食べる。食べてみると柔らかく、あっさりしている。やっぱり脂身はほとんどない。これなら2人前と言われても簡単に食べられそう
本当はうどんも食べたかったがさすがに多そうだったのでこれでおしまい。2名以上だったらもっと楽しめそう。金額はビールと合わせて4,000円ほど。2人で来れば安いかも

からのぉ~松本マラソン

松本マラソンのリポートはこちら

4月に行われた長野マラソン

(おまけ)信州土産

帰りの電車時間に余裕が無かったので手近にあったよさげなものに。

栗ようかん

実は小布施のお菓子です。普通の羊羹よりも甘味抑え目。栗の香りが良い。昔の羊羹はいちいち包丁で切らないと食べられなかったが最近の羊羹は個包装で、しかも開封はワンハンドで食べられるようになっているのが良い

そば饅頭

これも松本ではなく安曇野。思ったほどそばは感じませんがしっとりした感触

 

 

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なんべぇ
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