思いつき話

都知事選 やっぱり現職は強かった

 都知事選の結果が決まりました。まあ、だいたい予想された通りだった。現職の小池氏強し。選挙後に知ったけど、東京都知事選で現職が出馬した場合、負けたことが無いそう。どの選挙でも現職は強いですが、東京都知事選も例外ではなかったですね。

蓮舫氏 今後は本人も所属政党も難しい選択に

 これも予想はしていたけど、かなり厳しい結果でしたね。蓮舫氏自身は本気で勝てると思っていたのだろうか。気になったのは候補に立った自身よりも取り巻く回りの人々。特に立憲民主党。この人たちはどこまで本気だったのだろう。今、自民党が弱り目なのでもしかしたら、と思ったていどだったら候補者や支持者には失礼なお話。出るからには絶対勝てる、と思わなきゃ。

 立憲民主党の人たちの選挙戦の最中、結果後のコメントを見ていると大丈夫かなぁ~と思わせる。特に選挙結果で石丸氏が蓮舫氏を上回ったことが「衝撃的だった」と言った点。本気で衝撃だったと思ったとすれば、この人たちはあまりにも情勢が見えていないのではないか。近視的な視野しか持っていないと思うと同時にこれだけ自民党が弱っている中でも支持者が集まらないのも無理はないと思う。国民はそこもしっかり見ていますよ。中には共産党との共闘がかえって足を引っ張ったみたいなコメントも見聞きするが、こちら側から見たらそんなに影響したのかな、と思う。蓮舫氏が共産党の支持を受けていることに嫌悪感を持ったので投票しなかった、とした人がそんなにいるのだろうか。元々蓮舫氏は若い人たちの支持を得たかったようだが、若者が共産党などあまり気にしていないと思う。共産党に対して良くも悪くもこだわるのはソコソコ高齢者だろう。

 今回、負けた要因に蓮舫氏のキャラクター、イメージが影響した、とする向きもある。それはもちろんそうなのだが、それ以上に蓮舫氏を取り巻く回りに大いに問題があったはず。立憲民主党はここに気づかないといけない。

石丸氏 今後が楽しみな結果

 善戦した、とはこの人のこと。支持政党も持たず、無党派からの投票数では蓮舫氏を上回った。特に若い人たちからの投票数が多い。一方で高齢者からの支持はかなり薄め。そりゃそうだろう。高齢者はSNSなんて見ていない。それでも支持政党を持っていた蓮舫氏を上回ったのだからこれが善戦と言わずしてなんであろう。

 さすがに現職の強さには圧倒されたが、この人の今後が楽しみになった。一部で国政に、という話もあるが、個人的には「どーなのかなぁ」と思う。

 もしこれで国政に出るとして無所属なのだろうか。だとするとこの人の持ち味が国政で発揮できるのか。あるいはどこかの政党に所属するのだろうか。それもこの人の魅力が半減するように思う。個人的にはどこかの自治体、例えば京都市の市長に立候補して倒産寸前の苦しい財政を見事に立て直す、くらいのことをやり遂げたほうがこの人のキャラにはあっているように思うのだが。もっとも、京都市は2月に市長選を終えたばかりだから3年以上待たないといけないけど。

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なんべぇ
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