実は個人的に選挙が大好きなのだ。もちろん立候補などはあり得ない。投票し、その結果を見るのが面白い。当落が見えている選挙は面白みに欠けるが「今回はどうなるかわからない」「この候補者は当落ギリギリだな」というその結果を見るのが面白いのだ。候補者当人にしてみれば面白いどころの騒ぎではないだろう。落選すれば「ただの人」である。しかし彼らは好きでやっているのだから、放っておけばよろしい。こちらは結果を楽しむだけだ。
知人にも議員さんはいる。議員さんというと偉そうなイメージが強いが、あれは一部の議員さん。そういう態度を醸し出し、メディアによる要素が大きい。一般的にあんな態度を取っていると当選は見込めない。私の知る限り、むしろ礼儀正しく、世話好きな人が多い。
そんなわけで自身、投票権があればどういう選挙でも必ず投票は行く。30年ぐらい前に住んでいた神奈川県のZ市では米軍用地の使用で世論が揺れに揺れた。当時、毎年のように市長選や市議会選があって、その時の選挙が本当に熱かった。あのような状況が良いのか悪いのか、意見が分かれるところもあるだろうけど、選挙で方針を決めるというこの制度が無ければ我々は意見をいうこともできませんからね。
皆さん、選挙には必ず行きましょう。
アメリカ大統領選 トランプ氏の復活はあるのか?
今年は世界的に選挙イヤーなのだそうだ。アメリカ大統領選、ロシア大統領選はじめ、インドネシアでも大統領選、そのほか総選挙も各国で行われる。
注目はアメリカ大統領選でしょうね。(ロシアは選挙の形をとっているけど中身は??ですから)。
アメリカではすでにトランプ氏が共和党としては有力という話。このトランプ氏、日本にいると何がそんなに魅力的なのか、誰がどういう意図で支持しているのか、全くつかめない。私ももちろん理解できていません。ただ、なぜか熱狂的な支持者がいる。アメリカでは今後、マイノリティになることもあり得る白人に支持されている、という見方もあるが、それほど単純な話でもなさそう。共和党の保守層がトランプ氏を支持している、あるいはトランプ氏しか支持できる人がほかにいない、というわけだろうか。なんだか日本の自民党支持層に似ているけど。
実を言うと以前、トランプ氏を直に見かけている。15年ほど前、ニューヨークに行っているとき、あの金ぴかギラギラのトランプタワーの前を歩いている際、車の周辺に人だかりがあっていきなり「わぁっ」と拍手が沸き上がった。何だろうと思ったらトランプ氏が車から降りてくるところだった。見たといっても人だかりの合間からちらっと見えただけ。当時はまだイチ実業家で私もどういう人なのか、ほとんどわからず、周辺の人が「トランプさんだって」と言われてわかったぐらい。もちろん当時は大統領になるなんて夢にも思っていなかった。
それにしてもいろいろ問題抱えているというか、暴れん坊ですよね。何かと物議を醸しだす男。アメリカでも好き嫌いがはっきりしている。それでもなんとか切り抜けて候補者に挙がってくるから不思議。そうやってなんとか切り抜けてくるところも魅力の一つなのでしょうか。今のところ、共和党に限って言えばトランプ氏は敵なしに見える。
対する民主党は現職大統領、しかしその年齢は…
さて、そのトランプ氏に対抗すると思われるのが現大統領のバイデン氏。バイデン氏は我々感覚からすると、まあ、まともな人ではあるけど、問題は81歳という年齢。世間で81歳というと、もう引退して悠々自適な年齢だし、普通に考えて物事の判断力とか瞬発力みたいなものはとうに衰えているはず。激務の大統領を現在進行形でやっているというのは、これはこれで問題だと思うのだが。個人的には民主党ではバイデン氏よりも現在、副大統領のカマラ・ハリス氏の方が適任の印象がある。
選挙権も何もない外野があれこれ言ってもなんの影響力も出せないですが、日本という国単位でも少なからず影響ある選挙。株価にも影響ありですよ。11月5日が楽しみですね。